カテゴリ:暮らし方 / 投稿日付:2024/02/09 09:00
もし地震が発生した場合、最初に何をしますか?
頭を守る? 火を消す? ドアを開ける?
事前に想定していても、実際にはスマートフォンをじっと見ていないでしょうか?
地震だけでなく、他の災害が発生した場合も、身の安全だけでなく災害に関する
情報収集が不可欠です。デマやフェイク、または以前の災害情報を誤解している
可能性もあります。突然発生する災害に対処するための情報収集のポイントをご紹介します。
■まずはラジオを聞くのと、自分の目で観察すること
地震が起きたら、まず最初にスマホを見る。そんな方が非常に多いと思います。
そしてそのままスマホに張り付いてずっと動かない。
「震度6、津波の心配なし」。こんな情報に勝手に安心していないですか?
もし第2波がやってきた時、あなたは対応できるでしょうか?
そして次々と入ってくる情報をきちんと整理して分析ができると思いますか?
今や情報はあらゆる方向から発信されます。それが今のものなのか、
過去のものなのかもよく注意して見ないと判断できません。
スマホを見る前にしてほしいのは、自分の今の状況の把握です。
・家の中の被災状況、そして
・ライフラインの確認。次に
・玄関のドアは開くのか?
さらに家の外の状況も確認が必要です。そして家の中の確認をすると同時に、
ラジオをつけること。ラジオがよいのは
・スマホの文字の情報よりも理解しやすい。
停電とは関係なく、随時情報が更新される。そして
・スマホのバッテリーを減らさない利点もあります。
■災害時のネットの活用にはコツが必要
▶手災害発生時における情報収集において、ネットは極めて重要な役割を果たします。
■ハザードマップのチェック
▶災害に備える際には、ハザードマップの確認が大切です。
災害が発生する前に、「防災の基本」であるハザードマップを確認することが重要です。
自分の居場所が
・水害のリスクが高いエリアであるか、
または地震が起きた場合に
・地盤に不安があるエリアでないかをチェック。
事前に避難所の位置を知っておくことで、万が一のリスクを軽減できます。
ただし、避難所は災害に対してオールマイティではありません。
地震、水害、火災などによって異なるため、最適な避難所を見極めるためにも確認が必要です。
また、
・避難所への経路には倒壊の危険
・電信柱やブロック塀の有無
・緊急避難道路(自治体・警察、消防・自衛隊・医療等の車両が優先され通行が禁止される道路)
なども把握しておくと良いでしょう。
そのためには実際に避難所まで歩いてみることが重要です。
可能であれば、防災リュックを背負って歩くことをおすすめします。
階段や坂道、危険ポイントを確認すると同時に、自分の体力も把握できます。
どれほどの重さのリュックを持てるかや、どの経路で逃げるかを決めることが不可欠です。
■地図アプリや防災アプリをダウンロードしておこう
■速報はX(Twitter)が一番
Twitterは、テレビやラジオなどでは把握しきれない
「現地の実際の災害状況」を知る手段となります。
内閣府や自治体、消防庁からは必要な情報が提供されますし、
信頼できるアカウントも存在します。
名前や顔出し、職業が明記されているアカウントは特に信頼できるでしょう。
日常的にフォローし、その人がどのような情報を提供しているかを確認しておくと良いでしょう。
不確かな情報はシェアせず、情報共有の際は日時を明確に記載しましょう。
災害発生時以外にも、ハッシュタグを活用してピンポイントで情報収集が可能です。
たとえば、#令和6年能登半島地震で検索すれば、
そのハッシュタグがついた記事が一覧で表示されます。
自分の居住地や予想される災害に関連するワードを使って検索すれば、
事前に「実際に経験した人の声」を把握することができます。
災害が発生した場合、私も積極的にTwitterで情報を発信しています。
災害がない時にも、慣れておくためにTwitterを活用してみてください。
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