カテゴリ:スタッフブログ / 投稿日付:2022/09/30 09:00
■不動産の評価額は?
一物五価=一つの土地に対し5つの価格がある
そんな言葉があるように、土地には評価がいろいろな意味があります。
- ①時価(実勢価格)
- ②公示価格
- ③基準地価
- ④路線価
- ⑤固定資産税評価額
■不動産の評価額の決め方
■このなかで特に、不動産を所有している方が簡単に知ることができる
固定資産税評価額
※この固定資産税評価額が基礎となり、毎年かかる固定資産税が計算されます。
固定資産税評価額は、市町村が価格を決定します。
さて、どのように評価額が決められるのでしょうか?
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・毎年毎年評価をするのは手続き上、非常に煩雑になるため、3年に1回毎に評価替えをします。
・土地の評価額は、公示価格の70%を目安として評価されています。
※だいたいの時価を調べるには、
固定資産税評価額÷0.7をすると算出することができます。
・家屋の評価は、評価基準日に再度建てるとしたらいくらかかるのか
(再建築価格)を基準に、経年劣化分を控除して評価されます。
・新築の家屋の場合、建築費のだいたい50%~70%程度になります。
■自宅の評価額はどうやって知るの?
固定資産税評価額は、
毎年5月頃(東京都の場合6月)に届く固定資産税納税通知書で知ることができます。
固定資産税納税通知書は、各市町村によって様式がことなりますが、
『価格』と記載されている数字が、固定資産税評価額になります。
課税標準額(実際に税率をかける金額)ではありませんので、ご注意ください。
納税通知書の見方はホームページ上でも公開(東京都)されていますので、
ご参考にしてください。
また、各市役所(東京都の場合、都税事務所)の窓口で固定資産税評価証明書を
取得することができます(手数料がかかります)。
委任を受けた人であれば、本人以外でも取得できます。