カテゴリ:不動産を売る / 投稿日付:2023/12/08 09:00
■マンションの買い取りという言葉は聞いたことがあるものの、
詳しく理解されている方は少ないかもしれません。
「買い取りって何?仲介とどのように違うの?」という風に思われる方も
少なくないでしょう。買い取りと仲介はよく混同されるため、
両者の違いを把握しておく必要があります。
以下では、それぞれについて詳しく解説していきます。
■マンションの買い取りとは?
▶買い取りを行う不動産会社が売主さまの物件を直接買い取るものです。
不動産会社は物件を購入した後にリフォームなどを行って
付加価値をつけ、転売などで利益を得ます。
マンションの買い取りは大手の不動産会社や
買い取り専門の業者などによって行われています。
■仲介との主な違い
買い取りでは不動産会社が売主さまから直接物件の買い取りを行うのに対して、
仲介はマンションの売却の際に、不動産会社が
売主さまのために買主さまを探します。
そのため、両者は似ているようで全く異なる取引と言えます。
また、買い取りは直接的な取引となっているため、
現金化が早いという特徴もあります。
早ければ査定から1週間程度で売却できる場合もあるため、
取引に長い時間がかかることは少ないといえます。
この他にも、仲介では不動産会社と契約を結び販売活動を依頼しますが、
買い取りでは販売活動は不要であるという点で違いがあります。
■買い取りの種類
▶「即時買い取り」「買い取り保証」「リースバック」の3つの種類があります。
買い取りを行う場合には、それぞれの違いを把握したうえで
取引を行うことが大切です。以下ではその概要を解説していきます。
❶【即時買い取り】
…即時買い取りは、不動産会社に買い取りを行ってもらう方法です。この方法は現金化を急ぐ方に適した方法と言えます。
即時とはありますが、契約等一定の手続きは当然必要です。
ただし、買い取り金額は比較的低くなる可能性もあるため、あらかじめ注意しましょう。
❷【買い取り保証】…買い取り保証は一定の期間を設定し、その期間中は仲介として売却活動を行いますが、
売却できなければ業者が買い取る方法です。
こちらの方法は即時買い取りよりも高めに売却できる可能性があります。
ただし、即時買い取りよりも時間が掛かることになるため、その点には注意が必要です。
❸【リースバック】…リースバックは、不動産会社が買い取りを行った後、元の持ち主が
賃借人として一定期間継続してマンションに住み続ける方法です。
売却したいけど、すぐには引越したくないという時に
利用するといいのではないでしょうか。
■買い取りと仲介どちらが向いてる?
▶情報を把握しておけば、判断に困ることが少ないでしょう。
マンション売却の際に悩みとなるのは、買い取りと仲介のどちらを選ぶべきか、
ということでしょう。それぞれどのようなケースに適しているのかを把握しておけば、
判断に困ることがありません。
以下では、買い取り、仲介に向いているケースについてそれぞれご紹介していきます。
■買い取りに向いてるケース
❶【内装状態が悪い】
…内装が破損していたり、痛みがひどい状態にあると印象が悪い。
❷【これまでに何かのトラブルがあった】
…過去にトラブルがあると、後々のトラブルや事故を懸念される。
❸【築年数が古い】
…目に見えない老朽部分のトラブル(給排水管の破損など)の恐れがある。
■仲介に向いてるケース
❶【多額のローンが残っている】
…買い取り交渉だと、価値が低くなる。高い値段で売却する為に仲介が適している。
❷【高く売りたい】
…売却価格は仲介による売却と比較してやや低めの価格設定となってしまう可能性がある。
❸【住み替えを検討している】
…新居の購入など、住み替えで少しでも多くの資金を確保したいなら、仲介が適している。
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