カテゴリ:不動産を売る / 投稿日付:2023/06/30 09:00
家を住み替え/買い替えする時、購入と売却のタイミングは3パターン。
予算や期間など絶対に譲れないことを明確にしましょう。
■買うと売るのタイミング
自宅を買い換える場合、住んでいる家を売るのが先か、
それとも新しい家を買うのが先かは、売主の事情などによってケースバイケースです。
パターンは大きく3つに分かれます。
1. | 売りを先行させるパターン |
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2. | 買いを先行させるパターン |
3. | 売りと買いを同時進行させるパターン |
実際には、この「売る」と「買う」のタイミングがなかなか難しく、
まさに不動産取引の永遠のテーマと言えそうです。
新たに土地を購入して建てる場合などは、建売とちがって設計や建築の期間を
6か月程度は見なければならないので、できれば買いを先行させたいところです。
新築マンションの場合も、建築の1年以上前から販売を開始しているケースがあり、
よい場所を確保したければ先に購入して建築を待つのが理想的です。
ところが、新しい家や土地・マンションを先に購入してしまうと二重ローンとなって、
急いで現在の家を売らなければならないことにもなりかねません。
そうなると、どうしても売却価格を相場より安めに設定する必要が生じます。
「理想の家に住み替えられるなら、多少のことは目をつぶる」という心づもりであれば、
買いを先行させるのもよいでしょう。 折衷案として、同時進行というやり方があります。
この場合、現在の家の引き渡し日と新居への入居日がうまく合えば、効率がよさそうですが、
現実には買主と買い物件を同時に見つけることは簡単ではありません。
また、売りと買いの同時作業は大変です。
■売りを先行すると、資金繰りが明確になる
┗家を売却して現金化しておくことで、相続トラブルを避けることができます。
家をはじめとした不動産は分割して公平に分けることができないため
トラブルとなることが多いです。
よってトラブルを避けるために家を現金化しておくことが重要となるのです。
相続人が多い方はあらかじめ家を売ることを検討しておきましょう。
■理想の物件を探してから、売ると目的がしっかり持てる
┗「先に理想の新居を見つけてから、自宅を売却したい」というのは、
住みたい物件が明確になるという点でとても理想的です。
漠然と自宅を売りに出すのと違い、目的意識を持って売却に臨めるので、
内覧や雑用などのわずらわしさも苦になりません。
ただし、実際に売りに出した際にいくらで売れるのか、本当に買手が付くのかという
心配はあります。どうしても売れない場合は、購入を見合わせることを視野に入れることも
必要でしょう。 不動産会社によっては「買い取り保証」をしているところもありますが、
相場よりかなり安くなってしまいます。売却が決まってお金が入るまで、
一時的にお金を借りる「つなぎ融資」を受けることも可能ですが、そのための利子がかかり、
期間的な制限もあります。
買いを先行させる場合は、新居に住みたい気持ちばかりが優先して失敗をしないよう、
よく考えてから実行しましょう。
■買い替える時に気を付けたい3つのポイント
1. | たとえ時間がかかっても、本当に気に入った物件を買うこと (もちろん現実を踏まえた上で)。 |
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2. | 売りを先行した場合は、数か月~1年の仮住まいを覚悟すること。 |
3. | 買いを先行した場合は、売却価格が低くなることを覚悟するか、 場合によっては申し込んだ物件を解約することも視野に入れること。 |
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