カテゴリ:不動産を売る / 投稿日付:2023/05/12 00:00
■家の売るタイミングでどう変わる?
さて、さっそくですが家を売るタイミングによって何が変わるのかについて紹介していきます。
家を売るタイミングで変わることとしては以下のようなものが挙げられます。
❶売却価格/家がどれだけで売れるのか
❷支払う税金/家を売った時、どれだけ税金がかかるのか
❸売れやすさ/家を売るのに時間がかかるか
記事をご覧の方々の中には、家を売るタイミングで売却価格が変わることは何となく
想像がついていたり、知っていたりする方は多いのではないでしょうか。
一方で、家を売るタイミングで支払う税金の額や、
売れやすさが大きく変わってくることに関しては初めて知ったという方も多いかもしれません。
そもそも、家を売った場合には多額のお金が生まれるため、多くの税金を支払わなくてはなりませんが、実は家を売るタイミングによってこの税金も変わってくるのです。
また、家を売るのにどれだけ時間がかかるかや、買い手が見つかりやすいかといった点も、家を売るタイミングで大きく変わってきます。
■売却価格/家がどれだけで売れるのか
家がどのくらいの価格で売れるかは、家をいつどんなタイミングで売るのかに大きく左右されます。
中でも、家を売るタイミングでの築年数や不動産市場の動向によって、家の価格が数百万円変わることもあります。
築年数が経過するほど売却価格が低くなります。
また、築5年以内の家と築10年以内の家でも平均売却価格が200万円弱変わっているように、
家の価格は築年数の経過で大きく下がっていくようです。
また、不動産市場の動向ですが、家を売るタイミングによって5~10%変わっているようです。
つまり、仮に3000万円の家を売る場合には、この不動産市場の動向によっても最大150~300万円ほど売却価格が変化する可能性があるということになります。
このように、家がいくらで売れるかは売るタイミングによって
築年数や不動産市場の影響を大きく受けるため、数百万円単位で変わってくることが分かります。
■支払う税金/家を売った時どれだけ税金がかかるのか
家を売るタイミングで支払う税金の額が変わる理由は、家をいつ売るかによって税金の負担を減らすことができる制度が利用できるかが分かれるためです。
実際に家を売る際に支払う税金を抑えるために利用できる制度には以下の4つが挙げられます。
①長期譲渡所得
②3000万円の特別控除
③軽減税率の特例
④相続税を取得費に加算する特例
これらの制度を上手く活用することができれば、
家を売った場合にかかる税金を大きく削減することができるでしょう。
しかし、これらの制度を活用するためには各制度で定められている条件を満たしている必要があります。
具体的には家をどのくらい保有していたのかがこれらの制度を利用するための条件となっていることが多いようです。
そのため、家を売るタイミングによってこれらのお得な制度を利用することができるかが変わり、結果的にお得に家を売ることができるのかが変化するのです。
各制度の詳しい条件や節税効果などについては、後の章で解説しているため、気になる方はそちらの章もじっくりご覧ください。
■売れやすさ/家を売るのに時間がかかるか
家を購入する際に多くの方が利用する住宅ローンですが、
この住宅ローンの金利によって家の売れやすさは大きく変化します。
■住宅ローン金利
住宅ローン金利が家の売れやすさに影響するの理由についてですが、
やはり買い手の購入しやすさが変化するためだと言えるでしょう。
つまり、この住宅ローン金利によって買い手が
住宅ローンを組みやすく家を購入しやすいタイミングが家を売るべきタイミングであり、
反対に買い手が住宅ローンを組みづらく家を購入しにくいタイミングが
家が売れづらく売るべきでないタイミングだと言えるでしょう。
また、1年を通していつ家を売っても問題ないというわけではありません。
季節によっては家が売れにくいので注意が必要です。
■家を売るべきタイミング
❶築20年今回はなら売りやすい
┗築年数の経過によって家の価格は止まることなく大きく低下していきますが、
築20年以内であれば家が高く売れる可能性が残っているためです。
❷自宅の所有期間が5年を超える場合には支払う税金を抑えられる
┗所有期間が5年を超えれば譲渡所得税率が大きく下がり、
結果的にご自身が支払う税金の金額を大きく引き下げることができます。
❸空き家になった日から3年以内なら、支払う税金が抑えられる
┗ご自宅が空き家になって3年を超えてしまうと、
先ほど紹介した3,000万円の特別控除の制度を利用できなくなってしまいます。
❹相続してから3年10カ月以内なら、支払う税金を抑えられる
┗相続した家を売却して得た利益である譲渡所得からご自身が支払った相続税の一部の金額を差し引くことで、支払う譲渡所得税の金額を減らすことができます。
❺3月と9月なら売りやすい
┗新生活が始まる4月までに住み替えを完了させるために、
転勤や子どもの進学に合わせて引っ越しをする人が多くなり特に成約件数が多いため、
家が売れやすいと言われているためです。
夏休みシーズン明けの9月あたりも家を売るのに適したタイミングであると言われています。
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