カテゴリ:不動産を売る / 投稿日付:2023/02/03 09:00
ワンちゃん、猫ちゃん、家族の一員であるペット達と一緒に暮らしてきた、マンション・一戸建。
その家を売ろうとしたとき、「査定額に、どれくらいの影響が出てくるの?」
と疑問に思う方も少なくはありません。
一般的には、通常より傷や汚れがつきやすくなるため、査定額は下がる傾向があります。
そのため、物件の価値を下げないために何をすればいいのか、ポイントを押さえておきましょう。
■ペットを飼っていた=不動産の価値を下げる?
ペットを飼育していたからといって、一概に査定額が下がるわけではありません。
しかし、ペットの飼育が部屋の”傷”や”汚れ”の原因となりうる場合、
マイナス要素となり、”結果的”に査定額や売却価格に影響が出ることもあります。
ただしペット共生住宅やペット可の住宅で、次の購入者もペットを飼育するときには、そのまま受け入れが可能な場合もあります。
査定額は、次に購入される方がどのような物件を探しているかという、周辺の需要によっても変わってきます。
■ペットを飼うと、部屋にどのような変化が?
①ニオイ問題
①ニオイ対策
ペットのニオイがしみついていると、売却価格に影響してくることが多いので、
ここはしっかりと対策しておきたいところですね。
⑴換気
⑵市販の消臭スプレー
⑶ニオイのもとを入念に清掃し
⑷洗えるものは洗濯
など、ニオイを取り除く手間が必要です。
そのうえで、ニオイが残っているかどうかを第三者にチェックしてもらいましょう。
ニオイが残っているようであれば、リフォームを検討してみましょう。
ただし、リフォームを行っても完全にニオイを除去できないこともあるので、
物件の状況を踏まえたうえで不動産会社とよく相談することが大切です。
②傷対策
目立たないような軽度なキズであれば、買主の意向に応じてフローリングや柱の補修を行えば問題ありません。しかし、柱に爪を研いだキズなどがあるのであれば、やはり前もって補修を行っておいてもいいでしょう。
部分的なクロスの張り替えやキズの補修は、市販の材料を使って自分で行うことも可能です。広範囲で補修が必要な場合は、リフォーム会社などに相談を行ってみましょう。
■まとめ
- ・ペットを飼育していたからといって、一概に査定額が下がるわけではない。
- しかし、部屋の劣化にはつながるので査定額に影響が出るケースもある。
- ・ペットを飼っていたことで生じる部屋の傷や汚れについては、
- ペットを飼っていない人の視点でチェックしてみると気づきが多い。
- ・売却前にリフォームをすべきかの判断は物件の状況によるので、
- 不動産会社やリフォーム会社とよく相談をしてから決めよう。